ただの備忘録

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TOR:アトキンスGMの記者会見について

ブルージェイズバティスタと契約し、大まかな打線の構想はほぼ完成しました。後はバックアップキャッチャーとリリーフ……バックアップキャッチャーの方はサルタラマッキアを獲得したことで多分終わりましたが、リリーフ、特に左投手のはまだ補強してません。バティスタの契約発表後、記者会見でロス・アトキンスGMが色々語ったという記事を紹介します。

ちなみに1/20の記事で結構古いです。

 

ブルージェイズのオフシーズンは色々ありました。エンカーナシオンに4年8000万㌦のオファーをだし、それを断られたのを受けてケンドリス・モラレスとスティーブ・ピアースを獲得したり。デクスター・ファウラーを獲得しようとしたがSTLに取られたり。アダム・イートンを取ろうとしたけどかなりのプロスペクトを引き換えにWSHが取ったり。アンドリュー・マカッチェンをトレードで取るなんて話もありました。

しかしやはりバティスタとの再契約が一番いいニュースだったと思います。エンカーナシオンに加えてバティスタも出てったらもうどうなってたことやら。そんなバティスタについてアトキンスGMが語ってます。

"Bautista was a clear target for us at the beginning of the offseason," Atkins explained. "I don't know exactly how many deals he turned down and how much money he walked away from, but I would guess that he did."

"Part of the creativity was Jose and (agent) Jay Alou's thought process on the mutual option, make it work for both teams," Atkins said. "If this winds up being a three-year deal, we'll both be elated."

バティスタはオフシーズンが始まったときから私たちにとって明らかなターゲットだった。」

「彼がどれだけのオファーを断り、またその金額はいくらだったのかについては確かなことはわからないけど、彼はそうしたんだと思う。」

「双方に有利にさせる相互オプションについての創造性の部分はバティスタと代理人のジェイ・アロウの考えだ。」

「もし3年契約まで終われれば、お互いに嬉しいことだろう。」

と語ってます。これだと相互オプションってのはバティスタ側の提案なんでしょうか?

Atkins spoke about what he expects from Bautista next year, which should include playing the bulk of his games in right field, although the 36-year-old has a "willingness to play multiple positions," including first base.

またバティスタはファースト含むライト以外でも出場することを厭わないという感情を示しているそうです。

"I think it's more likely that he has the 2015 season than he has the 2016 season," Atkins said when asked what he expects out of the newly re-signed Bautista.

記者から「バティスタには何を期待する?」と質問されたところGMは「2016年の成績より2015年のような活躍をしてくれる可能性が高いと考えてる。」と大きな期待をしていることがうかがえます。

2015年といえばあのBat Flip。2015年はドナルドソンやらトゥロやらコラベロやらマーティンやら新しい力にバティスタとエンカーナシオンという(実質)生え抜きが融合してとんでもない打線でALを勝ち抜きました。(KCに負けたけど)

そんな活躍をしてくれればありがたいですね、去年怪我あったり何か1番で使われたり打率は低調でしたけど出塁率と長打力は未だ健在ということはわかりますから期待したいです。

それと何度も行ってますがバックアップキャッチャーとリリーフは喫緊の課題です。バックアップキャッチャーのほうはサルタラマッキア獲得で何とかなりそうですが、ブルペンは中々強化しきれてません。オスーナ、グリリ、ビアジーニはともかくそれ以外となるとループ、テペラ、ボルシンガー、スパークマンとまあ手薄です。

Atkins went on to say he will continue to scour the free-agent market and negotiate with clubs about trades, only making a deal if an upgrade is available. Atkins was close on a number of trades throughout the offseason, but nothing came to fruition.

当然GMは動いているようで、FAはもちろんトレード話もつけているそうです。しかしGMは数々のトレードの噂がありながらも結局は一つもやってません。(もっとも噂、興味程度のものでどこまで本気だったのかは定かではありませんが)と、なるとやっぱりFA選手を取るんでしょうか。今リリーフだと前にも紹介したローガン、ブレビンス、ブレスロウの左投手3人とトラビス・ウッド、セルジオ・ロモとかがいます。そんなに予算も残っていないであろうブルージェイズ、今後どんな動きでブルペン強化と行くんでしょうか。

バティスタの次の補強ポイントは?②

これの続き

前回はバックアップキャッチャーについて書きました。サルタラマッキアが多分その役割を担うことになるかもしれません。

もうひとつの補強ポイントはリリーフ、特に左投手を必要としています。

と言いますのもブルージェイズブルペンを支えてきた左投手のブレット・シーセルが今オフSTLに移籍して今左投手がアーロン・ループくらいしかいないんです。そもそも全体的に言ったリリーフもシーセルとホアキン・ベノワが移籍したことで40越えてるジェイソン・グリリ、今年がMLB3年目の若いクローザーのロベルト・オスーナ、今年MLB2年目のジョー・ビアジーニが中心核と割りと歪な編成で、彼ら以外はかなり手薄な状態となっています。

しかしリリーフ補強はほぼしてないも同然、したといえばルール5ドラフトでグレン・スパークマンくらい。バティスタやらエンカーナシオンやら代替やらで手が回らなかったんでしょうかね。それと諸々のお金で2016年終了時のペイロールは1億4700万㌦、2017年は早くも1億5800万㌦と去年を越えているのでそんなに動けるというわけではありません。

というわけで今FA市場に残っていて、かつTORが連絡を取ってると報道されてる左投手3人について書こうと思います。

 

1.ブーン・ローガン

ローガンは通算登板数581のベテランリリーバー。通算410イニングで通算437奪三振、K/9は2012年ヤンキース時代から2016年まで11.00を越えるなど高い奪三振能力を持っています。

2014年からCOLと3年契約したんですが、当然といえば当然でしょうか、2014,15はホーム球場(=あのクアーズでの数字)はそれぞれ8.18,5.95と打ち込まれました。またビジターでは5.79,2.30とクアーズよりいい数字となっていました。

と思ったら2016年はクアーズで2.35、ビジターで5.01と真逆になりました。これが逆に気になります。

対左はどうかと言うと、.139/.222/.255とキャリアで一番いい数字を残しました。

年俸は2016年は3年契約最終年で620万㌦となっています。

 

2.ジェリー・ブレビンス

ジェリー・ブレビンスについては以前紹介しました。TOR:メッツFAのサウスポーに興味? - ただの備忘録

今年73登板投げていますが42イニングという数字を見ると左とのワンポイントで起用されるのが主だったと推測できます。そんな対左は.250/.313/.324とちょっと打たれてます。一方右打者は.172/.266/.345と被打率に関しては右の方が低くなっています。平均70マイルのカーブがひとつの武器となっています。

K/9は11.14で、MLBの左投手リリーフとしてはアンドリュー・ミラーアロルディス・チャップマン、ブラッド・ハンドにつぐ高い数字となっています。

年俸は400万㌦、今年の成績だとこれより結構上がるかもしれません。

 

3.クレイグ・ブレスロウ

ブレスロウは36歳で通算登板数539のこれまたベテランリリーバー。2013年はBOSの世界一に田澤上原と共に中継ぎで貢献しました。BOSに2013~15までいたあと、去年はMIAに行ったんですがそこでは15試合ERA4.50でDFA。その後TEXマイナー契約をしたんですが自由契約になり、FA選手となりました。最近ショーケースを行って、そこでは腕を下げ少しサイド気味にフォームを変え、2013年はツーシームが一つの武器になっていたようですがそれが良くなっていたと見られているようです。TOR含め他にも5球団くらいが興味を持っているようです。

年俸はこの3人の中で恐らく一番安くすむかもしれません。

 

と、こんな感じです。ブルージェイズは果たしてリリーフを獲得できるのか?というかしなくては今年かなり厳しくなるのでお金を出せる限りやってほしいです。

バティスタの次の補強ポイントとは?①

トロントブルージェイズはホセ・バティスタと契約したことで外野の穴が埋まりました。主にレフトを守っていたマイケル・ソーンダースはフィリーズへ行ってしまいましたが、そこはスティーブ・ピアース、メルビン・アップトンJr、エゼキエル・カレーラなどで穴を埋めることになりそうです。センターにはケビン・ピラーがいますのでそこは固定となりそうです。

しかし、ブルージェイズの補強はまだ完全ではありません。バックアップの捕手と左のリリーフを必要としています。

GMもそのことを「明らかに」必要としています。

ということでブルージェイズの補強ポイント2つを分けて書きたいと思います。まずはバックアップキャッチャーから

  • バックアップキャッチャー

R.A.ディッキーがFAになったことで、その専属捕手のような感じになっていたジョシュ・トーリーは契約を提示されないノンテンダーFAとなりました。メジャー経験のないA.J.ヒメネスがバックアップ一番手になるくらいでした。

そんななか、二人の捕手を獲得しました。

エンゼルスDFAされウェーバーにかけられていたフアン・グレテロルを獲得しました。そして同じくエンゼルスからグレゴリオペティットを獲得、彼にはスプリングトレーニングに招待選手として参加する権利が与えられるそうです。

フアン・グレテロルは去年MLBデビューした27歳の捕手です。MLBでは9試合出場、打率.286(14-4)となっています。AAAでは68試合出場、打率.300(227-68)、2本塁打23打点といい成績を残しています。ただこれは極端な打高として知られているPCLでの成績です。マイナーでの盗塁阻止率は11シーズンで38%と中々高めです。

ついでにグレゴリオペティットについても書きます。去年まであまり出場機械に恵まれなかったのですが、エンゼルスに来てユーティリティーとして自己最多の89試合に出場。セカンドサードショートを無難に守りますがライアン・ゴインス、ダーウィン・バーニーと役割が被るので、そこがどうなるか。三振率は20%をアベレージにしてて高い。

そしてもう一人

Ken Rosenthal on Twitter: "Source: Saltalamacchia signing minor-league deal with #BlueJays, $1.25M if in majors, plus $250K in incentives. Deal pending physical."

おなじみローゼンタール氏によると、ブルージェイズはジャロッド・サルタラマッキアをマイナー契約で獲得したそうです。またメジャーに上がると年俸は125万㌦、出来高は25万㌦つくそうです。

サルタラマッキアといえばレッドソックスの印象があります。2013年は正捕手としてワールドチャンピオンの一員となりました。

去年デトロイトにいたんですが打率.171(246-42)、K%35.6ととんでもない数字です。ただ12本塁打打つなど長打力は健在で、二番手捕手ならいいかな……とは思えます。

どうでもいいですけどサルタラマッキアはSaltalamacchiaと書き14文字を数えますが、これはメジャー史上最長名字らしいです。

 

おそらくサルタラマッキアをバックアップキャッチャーとするんだと思います。次点でフアン・グレテロルだったりA.J.ヒメネスだったりが来るんでしょうか。

次は左のリリーフです。獲得の発表どころか、興味単位の話もブレビンスくらいしか聞かないくらい静かなのでThe Scoreにあった記事を中心になるべく早く書きます。

ロマック「WBCは最高のステージだ」


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もう話題になってますが、CANADIAN BASEBALL NETWORKというカナダのサイトで元DeNAのジェイミー・ロマックさんのWBCに対するコメントが記されています。

ロマックといえば去年とんでもない成績を残して、ある意味歴史に残りそうな、そんな成績でした。そんなロマックはサンディエゴパドレスマイナー契約を結びました。マイナーでは圧倒的な実績を誇るロマック。日本ではひどい成績でも今回のWBCではカナダ代表として出場します。そんなロマックへのインタビューでしょうか、他の選手のインタビューもあるなかでタイトルはロマックの名前が書かれています。

 

 

WBC is the highest stage,” said Jamie Romak, a utility player who signed with the Padres organization this winter. “You have the best players in the world. But I wouldn’t want to say anything to take away from the other tournaments because playing for your country is a different feeling. When we won gold in the Pan Ams the first time [in 2011], that gold-medal game was the most nerve-wracking game I’ve ever been in. So I expect more of the same with the WBC, it’s just a higher level of competition.”

長いのでロマックの言葉をピックアップします。

WBCは最高のステージだ。」

「世界でも素晴らしい選手たちがいる。でも他のトーナメント戦を引き合いには出したくない、なぜなら自分の国のために戦うのは違う感情だろうから。」

「2011年にパンアメリカン競技大会で初めて金メダルを取った時、その試合は自分自身最も神経をすり減らした試合だった。」

「だからWBCではよりそうなると思うし、より高いレベルでの競争となると思う。」

こんな感じです。

最初の方に「a utility player」って書いてあるんですけど、ユーティリティ扱いなんですね……確かにサードと外野やってましたけど…

カナダ代表は2006年ア・リーグMVPでWBC3大会出場のジャスティン・モーノー、強打の捕手なのにショートで出場することを表明しているラッセル・マーティン、昨年ブレークしたマイケル・ソーンダース、昨年3割30本を記録したフレディ・フリーマンとMLBでも実績十分な選手が揃っています。ここにジョーイ・ボットーというMLBでも屈指の巧打者がいたらより凄かったんですが、残念ながら不参加を表明しました。

打線はかなりのものなんですが、投手がダメでカナダはWBCではなかなか勝ち進めていません。ロマックはこのカナダ代表で、どんな活躍を見せてくれるでしょうか?

バティスタとTORは再契約!細かい情報など


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(1/19 情報追加、文変更)

ついにバティスタとTORは再契約しました。

ケン・ローゼンタール氏によると、バティスタとTORは契約合意し、その内容は1年契約で相互オプションがつくものとなっているそうです。

ジェシー・サンチェス氏によると、TORはMAXで2019年までバティスタを保有できるとのことです。

つまり2017年の1年契約+オプション2年分という契約なのでしょう。

ジョン・ヘイマン氏によると、1年目の年俸は1800万㌦とのことです。

そしてオプション2年分行使されたら3年6000万㌦になるとも伝えています。

ジェフ・パッサン氏によると、2年目の相互オプションが行使されなければ50万㌦から100万㌦辺りのバイアウトが支払われるようです。

そして3年目はVesting optionというものらしいです。

Vesting optionというのは、一定の条件が満たされたら自動的に契約が延長されるオプションのことです。

オプションの内容が明らかになりました。

2018年の相互オプションは1700万㌦。チームがオプションを行使しなければバイアウト50万㌦が支払われます。

2019年のべスティングオプションは2000万㌦。行使される条件は17-18年で300試合出場、かつ健康であることだそうです。

健康である、というのはDLに入ってなかったり何かしらの検査だったりで判断するのでしょうか。

また、エンカーナシオンと同じく観客動員に応じた出来高もつくらしいです。

350万人から400万人まで、10万人ごとに15万㌦のボーナスがつくらしいです。最大で90万㌦。おそらく毎年適用されるのでしょう。

ワールドシリーズ2連覇を含む1991-93は3年連続400万人を動員したので不可能ではない観客動員ボーナスとなります。

ちなみに去年のTORの観客動員数は339万2299人でMLB全体で3位。

 

結構多くの情報が出てきました、まとめてみると

  • 内容:1年契約+オプション2年
  • 年俸:1800万㌦→1700万㌦(相互オプション)→2000万㌦(べスティングオプション)
  • 総額:オプション2年行使された場合6000万㌦。
  • 2年目のオプション:相互オプション(チーム側選手側がお互い契約延長する旨で合意すること)
  • 3年目のオプション:べスティングオプション(一定の条件が満たされたら自動的に契約が延長されること)
  • 出来高:観客動員に応じたボーナス。350万人から400万人の範囲で、10万人ごとに15万㌦のボーナス。最大90万㌦
  • その他:2年目の相互オプションが行使されなかった場合、50万㌦から100万㌦辺りのバイアウトが支払われる。

と、こんな感じになると思います。

相互オプションについてですが、仮に今年も2016年のような成績を残せばチームは相互オプションを破棄するかもしれないですし、今年バティスタが素晴らしい成績を残せば更なる金額を求めて相互オプションを破棄するかもしれません。したがって2年目の相互オプションが行使されるかは結構怪しいです。

最近急に動きが加速したバティスタ。報道が出たと思ったらあっという間に契約合意まで来ました。

また、バティスタと再契約したことによってマカッチェン、ブルース、グランダーソン、ブラックモンなどのトレード話は消えることになるでしょう。ブログで紹介はしてませんが結構トレード話は出てました。一時期「interest」という文字を見まくったことも。

さて、これで外野手の補強は終了したことになるでしょう。ブルージェイズが今後補強すべきポジションは

  • リリーフ(特に左投手)
  • 控え捕手
  • 先発投手の控え

となると思います。このへん書くと少し長くなるのでまたいつか書こうと思います。

バティスタと再契約したことで打線は少し見栄えが良くなりました。今年は復活を祈るばかりです。

契約間近報道〜契約までのバティスタ最新情報(随時更新)

前回ホセ・バティスタとTORが契約間近なんて報道が出たことを紹介しました。その報道以来結構多くの情報が出てきたので、まとめるためにこの記事を起こします。なお、何か大きな動きがあるまで随時更新します。時間は日本時間です。

(1/16 13:36)こちらが前回紹介しましたツイートです。再契約間近とのことです。

(1/16 22:51)ケン・ローゼンタール氏によると、いよいよ詰めのところに来たんでしょうか。TORとバティスタ双方は2年3500〜4000万㌦の範囲で話し合っているそうです。

具体的な数字が出たのはQO以来かもしれません。思っていたより高い範囲だなあという印象を持ちました。

(1/17 00:40)ジョン・ヘイマン氏によると、もし契約締結したら2年約3700万㌦くらいになりそうだとのことです。

またTB、CLEもバティスタ争奪戦にいるとのこと。

さて他チームも参加してきています。この辺がどうなるか?

(1/17 00:44)ジェフ・パッサン氏によると、バティスタはとてもトロントに残ることを望んでいて、他チームからのより大きなお金が含まれているオファーを断るつもりだとのこと。

他チームというのはTB、CLE、BALといったところでしょうか

(1/17 05:05)同じくケン・ローゼンタール氏によると、1年契約に相互オプションがつくという契約になりそうだ、とのことです。

オプション含めて2年約3700万㌦という感じなのでしょうか。

(1/18 04:51)そして1年契約に相互オプションがつく契約で合意したそうです。ここからはまた別に書きます。

ソーンダースはPHIと契約、そしてSDマイヤーズも契約延長

なかなか契約の話が出ないなあと思ってたマイケル・ソーンダース。ここに来て一気に契約合意という話が出てきました。

ケン・ローゼンタール氏によると、ソーンダースPHIと契約合意して、その内容は1年900万㌦にクラブオプションがついているそうです。またオプションは1100万㌦で、出来高次第で1400万㌦まで行くらしいです。

また、オプションを更新しなかった場合100万㌦のバイアウトが保証されている模様です。

MLB TRADE RUMORSによると、どうやらソーンダースの代理人はここ数週間PHIとの話し合いの場を多く持っていたそうです。ちらっと見たことはあったんですが、ノーマークでした。

PHIは昨年MLBの全チームで得点数最下位。左打者を探していたそうです。

ソーンダースを獲得したことでPHIの外野陣はこうなると予想されてます。

LF:ハウィー・ケンドリック

146試合 打率.255(487-124) 8本塁打 40打点 出塁率.326 長打率.366 OPS.692

CF:オデュベル・ヘレーラ

159試合 打率.286(583-167) 15本塁打 49打点 出塁率.361 長打率.420 OPS.781

RF:マイケル・ソーンダース

140試合 打率.253(490-124) 24本塁打 57打点 出塁率.338 長打率.478 OPS.816

打率が.030くらい下がったケンドリックが復調すれば、若いヘレーラがまた今年成績をあげれば、ソーンダースが一年成績を残せれば……と、たらればが多くなりますがこれら全てが組み合わされば外野陣は中々いいものとなりそうです。

以前の記事でソーンダースはTORに残ることを希望していました。しかしバティスタとTORの再契約の動きが加速したことが決め手になったのでしょうか、ソーンダースとPHIの動きも加速しバティスタより早く合意の報道が出てきました。ソーンダースを今年も見たかったのですが、外野手1人獲りリリーフ補強という方針はスゴくわかるしそうしてほしいので致し方ないのかなと感じます。

ソーンダースのPHIでの活躍を心から祈っています。

 

また、以前書きましたウィル・マイヤーズとSDの4年8000万㌦級の契約延長の話。それも締結したそうです。

ジョン・ヘイマン氏によると、ウィル・マイヤーズはSDと6年8300万㌦で契約合意したとのことです。そしてオプションもついてるそうです。

これで3年分の年俸調停権と、オプションが行使されれば4年分のFAを買い取ったことになります。

この契約でSDはマイヤーズを中心に再建していく方向と見られます。