バティスタの次の補強ポイントとは?①
トロントブルージェイズはホセ・バティスタと契約したことで外野の穴が埋まりました。主にレフトを守っていたマイケル・ソーンダースはフィリーズへ行ってしまいましたが、そこはスティーブ・ピアース、メルビン・アップトンJr、エゼキエル・カレーラなどで穴を埋めることになりそうです。センターにはケビン・ピラーがいますのでそこは固定となりそうです。
しかし、ブルージェイズの補強はまだ完全ではありません。バックアップの捕手と左のリリーフを必要としています。
#BlueJays' next steps? "Clear" needs exist in bullpen & at backup C per Ross Atkins. Free agents & trades under consideration.
— Ben Nicholson-Smith (@bnicholsonsmith) 2017年1月19日
GMもそのことを「明らかに」必要としています。
ということでブルージェイズの補強ポイント2つを分けて書きたいと思います。まずはバックアップキャッチャーから
- バックアップキャッチャー
R.A.ディッキーがFAになったことで、その専属捕手のような感じになっていたジョシュ・トーリーは契約を提示されないノンテンダーFAとなりました。メジャー経験のないA.J.ヒメネスがバックアップ一番手になるくらいでした。
そんななか、二人の捕手を獲得しました。
#BlueJays add catching depth by claiming Juan Graterol on waivers from #Angels and sign SS Gregorio Petit to minor-lg deal with camp invite
— Shi Davidi (@ShiDavidi) 2017年1月23日
エンゼルスにDFAされウェーバーにかけられていたフアン・グレテロルを獲得しました。そして同じくエンゼルスからグレゴリオ・ペティットを獲得、彼にはスプリングトレーニングに招待選手として参加する権利が与えられるそうです。
フアン・グレテロルは去年MLBデビューした27歳の捕手です。MLBでは9試合出場、打率.286(14-4)となっています。AAAでは68試合出場、打率.300(227-68)、2本塁打23打点といい成績を残しています。ただこれは極端な打高として知られているPCLでの成績です。マイナーでの盗塁阻止率は11シーズンで38%と中々高めです。
ついでにグレゴリオ・ペティットについても書きます。去年まであまり出場機械に恵まれなかったのですが、エンゼルスに来てユーティリティーとして自己最多の89試合に出場。セカンドサードショートを無難に守りますがライアン・ゴインス、ダーウィン・バーニーと役割が被るので、そこがどうなるか。三振率は20%をアベレージにしてて高い。
そしてもう一人
おなじみローゼンタール氏によると、ブルージェイズはジャロッド・サルタラマッキアをマイナー契約で獲得したそうです。またメジャーに上がると年俸は125万㌦、出来高は25万㌦つくそうです。
サルタラマッキアといえばレッドソックスの印象があります。2013年は正捕手としてワールドチャンピオンの一員となりました。
去年デトロイトにいたんですが打率.171(246-42)、K%35.6ととんでもない数字です。ただ12本塁打打つなど長打力は健在で、二番手捕手ならいいかな……とは思えます。
どうでもいいですけどサルタラマッキアはSaltalamacchiaと書き14文字を数えますが、これはメジャー史上最長名字らしいです。
おそらくサルタラマッキアをバックアップキャッチャーとするんだと思います。次点でフアン・グレテロルだったりA.J.ヒメネスだったりが来るんでしょうか。
次は左のリリーフです。獲得の発表どころか、興味単位の話もブレビンスくらいしか聞かないくらい静かなのでThe Scoreにあった記事を中心になるべく早く書きます。