ただの備忘録

野球は横浜DeNAベイスターズ、千葉ロッテマリーンズ、トロントブルージェイズについてのことをメモ書き アニメ、声優についても色々 Twitter:@sumailu0

ウィンターミーティング2日目の主な動き(12/7)

今日の主役はボストンレッドソックス。トレードにFAにと動きました。

さて主な動きはこちら

  • MILタイラー・ソーンバーグ↔BOSトラビスショーなどのトレード
  • CHWクリス・セール↔ヨアン・モンカダなどのトレード
  • BOS:ミッチ・モアランドと契約
  • CHCホルヘ・ソレア↔KCウェイド・デービスのトレード
  • TEX:カルロス・ゴメスと契約
  • TOR:ホセ・バティスタの代理人と接触

前回より長くなりますがすみません、では順に見ていきましょう

 

  • MILタイラー・ソーンバーグ↔BOSトラビス・ショー、マウリシオ・デュボン、ジョシュ・ペニントンのトレード

MIL公式からトレードの知らせ。

タイラー・ソーンバーグは今年67登板ERA2.15FIP2.83で13セーブ20ホールドをあげています。K/9は12.09と高水準。

トラビス・ショーは今年メジャー2年目の26歳で今季が初のフルシーズン。145試合.243(480-115) 16HR 71RBIという数字でBOS地区優勝に貢献。K%25.1と高め。3BのDRSは10と守備指標もいい。しばらくチームがコントロールできるのも魅力。

マウリシオ・デュボンは22歳でポジションはSS。MLB公式のプロスペクトランキングではMIL9位に入るレベル。今年はA+とAAでプレー。AAでは62試合.339(251-85) 6HR 40RBIと期待できる数字。来年はAAAあるいはMLBも?

ジョシュ・ペニントンは21歳でピッチャー。今年はA-でプレー。13試合先発でERA2.86。まだまだこれからの選手

 

  • CHWクリス・セール↔BOSヨアン・モンカダ、マイケル・コペック、ルイス・アレキサンダー・バサベ、ビクトール・ディアス

ケン・ローゼンタール氏によるとこのトレードが成立したとのこと。詳しくはこちらで↓

 

  • BOSミッチ・モアランドと契約

ジョン・モリシ氏によるとミッチ・モアランドはBOSと1年550万㌦で契約したとのこと。詳しくはこちらで↓

 

  •  CHCホルヘ・ソレア↔KCウェイド・デービス

ボブ・ナイチンゲール氏によるとこのトレードが成立したとのこと。

ケン・ローゼンタール氏によると他の選手は絡まず1対1のトレードのようです。

ホルヘ・ソレアは24歳の外野手。キューバから亡命し2012年に9年総額3000万㌦の契約をカブスと結ぶ。後4年契約が残っていて2017は300万㌦、以降400万㌦となっています。去年101試合今年は86試合となっています。怪我でもしたのでしょうか?成績は.238(227-54) 12HR 31RBI BB%11.7 K%25.0 K%が高いですがこれでも去年は30%なので下がっています。KCはいい選手を得たかもしれません

ウェイド・デービスは31歳のクローザー。ここ3年リリーフとして大活躍。14年71登板ERA1.00、15年69登板ERA0.94、16年はDL入りもあり45登板にとどまるもERA1.87。更に特筆すべきは被HRの少なさでしょうか。なんとこの3年間、たったの3本しか打たれてないんです。WS2連覇へ、チャップマンの代わりになりますが申し分ない選手になります。いいトレードになるでしょうね。

 

  •  TEX:カルロス・ゴメスと契約

ジョン・ヘイマン氏によるとゴメスはTEXと1年1150万㌦の契約を結んだとのこと。ゴメスは開幕したときHOUにいたんですが.210 5HR 29RBIという低調な成績で8月下旬にDFAされました。TEXがその後マイナー契約を結んだんですが、TEXでは.284 8HR 24RBIといい成績を残しました。これがこの契約に繋がったんでしょうね。今年の活躍次第ではデクスター・ファウラーのように更にいい契約を結べるかもしれません。

 

ジョン・ヘイマン氏によるとTORはホセ・バティスタの代理人と会い、また再契約についてのお話をしようとしているらしいです。今年バティスタは怪我もあり不調でしたが、まだ長打選球眼共に衰えてはいません。来年はどこにいるのか?エンカーナシオンと共に注目です。

 

こんな感じ。明日の記事はあの人があの球団とスゴい契約を結びます

CHWは二人放出で一気にCHW内プロスペクトランキングに変化?


f:id:sumailu0:20161211004322j:image

CHWはクリス・セールとアダム・イートンを放出したことによってプロスペクトを得ました。どんな選手を手に入れたのか?そんな記事

(プロスペクトランキングはすべてMLB公式から)

 

まずクリス・セールを放出したときの見返りです。

BOSからはヨアン・モンカダ、マイケル・コペック、ルイス・アレキサンダー・バサベ、ビクトール・ディアスをもらいました

まずヨアン・モンカダ。これはMLB全体No.1の評価を受けているプロスペクトです。彼の本職はショート。セカンドも守れ、MLBではサードも守りました。今年は8試合出場しましたが、あまり活躍できませんでした。ただ来年は期待できる、そんな選手です。今年通算45盗塁で成功率86%と足も魅力。「走れるロビンソン・カノー」なんて言われています。

マイケル・コペックは20歳でピッチャー、MLB30位のプロスペクト。なんでもマイナーで105マイル(だいたい170km)を投げたとか……今年はR、A-、A+でプレー。A+では11試合先発でERA2.25、K/9は14.19とかなり高いもののBB/9は5.02とコントロールに課題か。

ルイス・アレキサンダー・バサベは20歳で外野手、BOSでNo.8のプロスペクト。今年は主にA、5試合だけA+でプレー。Aでの成績は.258(403-104) 12HR 52RBI 25SBとなかなかいい成績。K%25.7は課題。

ビクトール・ディアスは22歳で投手、BOSでNo.28のプロスペクト。今年はAでプレー。37試合登板でERA3.88、K/9は9.40、BB/9は3.73とBB/9をもうちょっと減らせればいい感じに?

 

一方アダム・イートンのトレードではルーカス・ジオリト、レイナルド・ロペス、デイン・ダニングを獲得しました。(WSH内の順位メモるの忘れてた……)

ルーカス・ジオリトはMLB全体3位に評価されているプロスペクト。22歳の投手。今年はA、AA、AAA、MLBの四階級でプレー。AAでは14試合先発ERA3.17K/9は9.13BB/9は4.31、AAAでは7試合先発ERA2.17K/9は9.64BB/9は2.41の成績。MLBでは6登板ERA6.75と少しつまずいた。モンカダと共に来年MLBでの活躍が期待される選手。100マイルを投げることも

レイナルド・ロペスは22歳の投手。MLBで38位の評価を受けているプロスペクト。今年はAA、AAA、MLBでプレー。AAでは14登板ERA3.18K/9は11.79BB/9は2.95の成績。AAAでは5登板ERA3.27K/9は7.09BB/9は2.73とコントロール良さが魅力か。MLBでは6先発ERA5.52K/9は9.51BB/9は4.30とBB/9が悪化。MLBでは最速95マイルをマーク。ファストボールが高く評価されている。

デイン・ダニングは22歳の投手。今年はA-でプレー。7先発ERA2.14K/9は7.75BB/9は1.87という成績。95マイルを投げることも。

 

この二つのトレードでCHWのプロスペクトランキングはこうなりました。

  1. モンカダ(全体1位)←from BOS
  2. ジオリト(全体3位)←from WSH
  3. コペック(全体30位)←from BOS
  4. ロペス(全体38位)←from WSH
  5. フルマー(全体58位)
  6. コリンズ(全体80位)
  7. アダムズ
  8. バーディ
  9. バサベ←from BOS
  10. ダニング←from WSH

つまりこの二つのトレードで一気にTop10が6つも変わったわけです。スゴい……

 

(余談1)

ちなみにアダム・イートンはTORが興味を示していました。まあこんな選手をパッケージにするならTORじゃ無理か……

(余談2)

このトレードに関してでしょうか、ブライス・ハーパーさんも感嘆しています。

 

ウィンターミーティング1日目の主な動き(12/6)

ウィンターミーティングが開幕しました。正直言って動きの多さにビックリしました。メモ書きで書いて気になるところを通常の記事に書き起こそうかなと思います(1日目(12/6)とか書いておきながら(12/8)に更新してることには突っ込まないでください)

 

さて1日目の主な動きはこれです

  • TOR:スティーブ・ピアースと契約
  • PHI:ホアキン・ベノワと契約
  • SF:マーク・メランソンと契約
  • LAD:リッチ・ヒルと契約

一つずつ行きましょう、多分長くなるので探しにくいかもしれませんがすみません。

 

  • TOR:スティーブ・ピアースと契約

バスター・オルニー氏によると、TORはスティーブ・ピアースと2年1250万㌦で契約したとのこと。詳しくはこちらで↓

 

マット・ゲルド記者によるとPHIはホアキン・ベノワと1年750万㌦で契約したとのこと。

今年TORに来るまではSEAにいたんですが、26試合でERA5.18と不調。同じくTORで不調だったドリュー・ストーレンとトレード。TORでは25試合でERA0.38とスゴい数字。てっきり再契約するのかなと思ったらPHIに行っちゃった。通算700登板39歳のおじさんは7球団目へ。

 

  • SF:マーク・メランソンと契約

ケン・ローゼンタール氏によると、SFはマーク・メランソンと4年6200万㌦で契約しました。

今オフ注目のリリーフ「ビッグ3」の一人。残り二人のアロルディス・チャップマンとケンリー・ジャンセンの契約に影響を与えることでしょう。

 

  •  LAD:リッチ・ヒルと再契約

ジョン・ヘイマン記者によるとリッチ・ヒルはLADと3年4800万㌦の契約を結んだとのこと。

2015年の一時期、米独立リーグにも在籍した苦労人。同年にBOSでいい結果を残してOAKと1年契約を結べた。2016年途中LADにトレード。怪我もあったが両チームあわせてERA2.21、FIP2.39は立派。見事3年契約を勝ち取った。

追伸(12/15)

ジョン・ヘイマン氏によると、200万㌦の契約金がついてるとのこと。そして17年からの年俸は1200万㌦→1600万㌦→1800万㌦となっています。

 

今回の記事はここまで、じゃんじゃん更新してなるたけ早く追い付きます。

 

TOR:スティーブ・ピアースと契約!起用方はいかに?


f:id:sumailu0:20161208221327j:image

バスター・オルニー氏によると、TORはスティーブ・ピアースと2年1250万㌦で契約したとのこと。

追伸(12/15)

ジョン・ヘイマン氏によると、年俸は625万㌦で固定のようです。

 

以前からTORはこのスティーブ・ピアースに興味を抱いていると報道がありました。1B/2B/3B/LF/RFの5つのポジションの経験がありますので、若干固定されてる感のあるTORのロースターを柔軟なものとしてくれるでしょう。

ということで様々な起用方が思い付きます。

  • スモークとの1Bで併用

スモークは確実性がひどいです。これが一番ありそうな気がします。

  • アップトンorカレーラとの併用

そもそも来年アップトン/ピラー/カレーラなんて外野陣はキツすぎる、補強してくれるものだと期待しています……あるとすればカレーラとの併用のほうがありえるかな?

って2つしか書けなかったけどまあとにかく左に強いユーティリティーがTORに加入しました。柔軟にギボンス監督がどう使うか楽しみです。

 

(余談)

このピアースとの契約で「これでエンカーナシオン復帰は絶望的かもしれない」というようなことをおっしゃる記者のツイート見ます。やっぱりそういうことなんでしょうか?

更にエンカーナシオンの現在(代理人ポール・キンズラー氏経由)をご紹介。

ピアースの契約についてエンカーナシオンは「がっかりしている(落胆している?)」とのこと。

エドウィントロントを愛していた。戻ることを望んでいた。でもキャリアの間、彼はFAになるのを待っていたし、何が起こるのかを見たかった。」

ブルージェイズからのオファー(4年8000万㌦程度の)が来たけど、エドウィンは他チームからの話を聞く前に決断をする準備ができていなかった」

 

まだ間に合います。

 

スタッツです

Steve Pearce(33)

85試合 .288(264-76) 13本塁打 35打点 出塁率.374 長打率.492 OPS.866 BB%11.3 K%17.9 BsR0.2 WAR2.0
1B 278Inn DRS2 DPR0.4 RngR1.0 ErrR-0.3 UZR1.1

2B 121Inn DRS0 DPR0.4 RngR-0.3 ErrR-0.2 UZR-0.3

LF 49Inn DRS-1 ARM-0.7 RngR-0.3 ErrR0.1 UZR-0.9

RF 35Inn DRS-1 ARM0.9 RngR-0.6 ErrR0.0 UZR0.4

⭕今年対左.317/.411/.622、通算対左.270/.353/.500の左キラー

⭕今年は2度DL入り、健康には若干の不安?

3Bは12Innくらいなので省略

チームにはトラビスとドナルドソンがいるので2Bと3Bの出場はあまりないでしょうか。バーニー、ゴインスもいますしね。

HOU:ベルトランと契約合意!現時点での予想打線

f:id:sumailu0:20161204095404j:image

 

 

バスター・オルニー記者によるとカルロス・ベルトランはHOUとの契約に合意したとのことで、ケン・ローゼンタール記者によると1年1600万㌦でトレード拒否権がついてるとのことです。

今年のFA市場はこのベルトランも注目されていました。高齢のため単年で契約できパフォーマンスも期待できるベルトランにはBOSNYYなどが争奪戦に出ていました。

さて、レディックマッキャンに加えてベルトランの獲得で恐ろしい打線が出来上がりました。ここで来年のHOUの打線を想像してみたいと思います。(青木宣親を無理矢理いれました)(HOUファンじゃないから打順とかあまりわからない)

 

1(中)ジョージ・スプリンガー(27)

162試合 .261(644-168) 29本塁打 82打点

出塁率.359 長打率.457 OPS.816 BB%11.8 K%23.9 BsR-0.4
DRS5 ARM5.2 RngR-1.1 ErrR1.0 UZR5.1 WAR4.5

BsRは昨年5.3 得点が116と多い

センターは2014-16で合計19試合しか出場していません。レデイック加入でどうなるか?

今年は1,2番での出場が主、来年もそうなるんでしょう

来年でまだMLB4年目なんですね、年俸は今年500万㌦

 

2(右)ジョシュ・レディック(29)

115試合 .281(398-112) 10本塁打 37打点 出塁率.345 長打率.405 OPS.750 BB%8.9 K%12.8   BsR0.7
DRS6 ARM0.3 RngR-0.3 ErrR-1.5 UZR-1.5 WAR1.2

BsRは2012-15の4年間は高水準

2012には投手有利のオークランドコロシアムで32本塁打

同じく2012にゴールドグラブ獲得

4年5200万㌦の契約

 

3(二)ホセ・アルトゥーベ(26)

161試合 .338(640-216) 24本塁打 96打点 出塁率.396 長打率.531 OPS.927 BB%8.4 K%9.8 BsR0.2
DRS-2 DPR-0.9 RngR-3.7 ErrR1.0 UZR-3.5 WAR6.7

言わずと知れたスーパースター

首位打者・3年連続最多安打

今年のMVP投票ではトラウト、BOSムーキー・ベッツに続いて3位

5年連続30盗塁以上を記録(今年30)、今年の成功率は72%くらい

守備の指標があまり良くないというのは意外でした

2014年から4年1250万㌦の契約

来年は契約最終年で450万㌦

オプションが2年ついているので最長2019年まで在籍できる、その2年の年俸は600万㌦→650万㌦

お得すぎる。

 

4(遊)カルロス・コレア(22)

153試合 .274(577-157) 20本塁打 76打点 出塁率.361 長打率.451 OPS.812 BB%11.4 K%21.1 BsR4.0
DRS-3 DPR-0.4 RngR-0.4 ErrR-1.4 UZR-2.3 WAR4.9

2012年全体1位

強肩と聞いています。去年の新人王

まだまだ若く、成長が非常に楽しみな選手。来年はどれ程の成績を残すでしょうか

年俸50万㌦

 

5(指)カルロス・ベルトラン(39)

151試合 .295(552-163) 29本塁打 93打点 出塁率.337 長打率.513 OPS.850 BB%5.9 K%17.0 BsR-3.9
DRS-6 ARM2.2 RngR-2.7 ErrR-0.3 UZR-0.3 WAR2.3

大ベテラン、来年で20年目?

BB%は年々下がってる、けれどK%は通年でこんな感じ。

今年は69試合ライトで出場、今年はどうなるか?

昔は走攻守揃った5ツールプレイヤー、しかし最近は盗塁も減り守備の指標も悪くなってきた

先にも書きましたが契約は1年1600万㌦

 

6(三)アレックス・ブレグマン(22)

49試合 .264(201-53) 8本塁打 34打点 出塁率.313 長打率.478 OPS.791 BB%6.9 K%24.0 BsR0.6
DRS5 DPR0.4 RngR0.6 ErrR-2.3 UZR-1.3 WAR1.0

2015年全体2位

去年のカルロスコレアのような活躍を期待され今年入団からわずか1年のスピード出世でMLB

コレアと同様HOUのトッププロスペクト

本当はSSもコレアがいてアルトゥーベがいるためサード

来年はユリエスキグリエルを差し置いてサードか?

守備はどういう評価なんでしょうか?DRSは5でいいですね、まだメジャーの打球の速さに慣れていないとかでしょうか。

三振が少し多いのが気になりますが、まあまだこれから改善、成長に期待ですね。

年俸は多分50万㌦

 

7(捕)ブライアン・マッキャン(32)

130試合 .242(429-104) 20本塁打 58打点 出塁率.335 長打率.413 OPS.748 BB%11.0 K%20.1 BsR-3.6
DRS-7 CS%23 RAA9 WAR1.3

ヤンキースからトレードで移籍、田中将大登板時はほとんどこの人なので馴染みは強い

ゲーリー・サンチェスの台頭により、マッキャンのトレード話はシーズン中からあったらしいです。古巣ATLが候補と見られていましたが結局HOUに

今年は92試合捕手として出場

11年連続二桁本塁打、かつ9年連続10回20本塁打以上の強打者 強力打線(予定)に更に厚みを増します。

2014年から5年8500万㌦+オプション1500万㌦

年俸は1700万㌦/年となっています。

 

8(一)ユリエスキ・グリエル(32)

36試合 .262(130-34) 3本塁打 15打点 出塁率.292 長打率.385 OPS.677 BB%3.6 K%8.8 BsR-0.6 WAR0.1

2014年、突然獲得発表を聞いての驚愕した心境を未だに覚えています。かっこよかったなあ……

2015年に色々あり退団

そして今年突然亡命のニュース、そしてFA選手として公示。キューバとの関係が難しいのを実感しました。

ちなみに弟のルルデスも一緒に亡命、TORと契約しましたね。

守備の指標は割愛、来年ブレグマンとともにどういう成績になるか楽しみな選手

ジョン・ヘイマン記者によると、契約は7月に結んだので実質4.5年4750万㌦の契約

今年から350万→1400万→1200万→1000万→800万

200万ずつ下がるんですね。

 

9(左)青木宣親(34)

118試合 .283(417-118) 4本塁打 28打点 出塁率.349 長打率.388 OPS.737 BB%7.3 K%9.6 BsR0.7
DRS-4 ARM-1.8 RngR-3.1 ErrR0.9 UZR-4.0 WAR1.2

今年前半戦は.245(249-61)とかなり苦しんだ。後半戦は.339(168-57)とかなり盛り返し、なんだかんだで例年並みの成績に

守備の指標は肝並み悪いですね……レフトを争うマリスニックは守備が上手いのでどうなるか

1年550万㌦

 

エバン・ギャティス(30)  C/DH

128試合 .251(447-112) 32本塁打 72打点 出塁率.319 長打率.508 OPS.827 BB%8.6 K%25.5 BsR-2.1
DRS2 CS%46 RAA11 WAR2.6

今年は55試合捕手で出場、71試合DH

マッキャンとベルトラン加入でどうなるか?

メジャーデビューから4年連続20本塁打以上、今年は多分キャリアハイ

ギャティス、デビュー時2013年は当時ATLでチームメイトだった正捕手マッキャンがいましたので48試合レフトでの出場がありました。その時のDRSは-10、UZR/150は-24.1とひどい数字です。奇しくもまたマッキャンと同じチームに。ギャティスはある程度の実績を引っ提げて正捕手争い、となるんでしょうか

2015年HOUに来てからも11試合守りました。しかしそれもひどいです。

今年の捕手としては阻止率も高くいいと思います。外野を守らせることはまずないでしょう。

契約は1年340万㌦+オプション520万㌦

今年はそのオプションに当たりますが、多分行使されるでしょう

 

 

ジェイク・マリスニック(25)  OF

118試合 .209(287-60) 5本塁打 21打点

出塁率.257 長打率.331 OPS.588 BB%5.1 K%26.7 BsR0.8
DRS18 ARM4.0 RngR-0.7 ErrR0.3 UZR3.5 WAR-0.1

昔(2012)ユネル・エスコバーとかホセ・レイエスとかが絡んだトレードに入ってTORからMIAに

守備の指標はOF合計の値、打撃がなかなかひどいですね……それでもこの打線なら一人くらい入っても良さそうな感じ

年俸は50万㌦

 

さて長くなりました。HOUの打線、エグすぎる。あと投手ちょっと良くしたら来年ワールドチャンピオン候補でもトップの方に名前があがりそうだ

セスペデスの来年は如何に? ②

これの続き ヨエニス・セスペデス選手はニューヨークメッツと来期以降の契約を締結しました。今回はツイート中心

 

 

ケン・ローゼンタール氏によると4年1億1000万㌦で契約したとのこと。

前回の記事にメッツは1億~1億1000万㌦は提示するって感じのことが書いてありました。5年契約にはならなかったんですね

 

ジョン・ヘイマン氏によると、トレード拒否権もついてるらしいです。

年俸の動きは2250万㌦→2900万㌦→2900万㌦→2950万㌦という感じらしい。

 

バスター・オールニー氏によると、HOUがセスペデス争奪戦に参加していたとか。セスペデスの動きを見て、更にまた別のアップグレードを探すらしいです。

 

そんなHOU

https://twitter.com/BrianBilek_/status/803830466067464193

ブライアン・ブリーク氏によると、明日にでもエンカーナシオンとの契約合意を発表するとか……?

さて明日の目覚めはどうなるか……

 

デクスター・ファウラーに高い需要がある5つの理由


f:id:sumailu0:20161128113426j:image

TORが興味を示しているデクスター・ファウラー。QOを拒否しCHCからFAとなりました。そんなファウラーに高い需要がある理由とは。そんな記事。

 

より

 

Fowler will turn 31 in March and is hitting the free-agent market at the peak of his value potential. That means Chicago will likely have to pay much more to keep Fowler than last offseason, when the center fielder spurned a potential offer from the Orioles at the last minute to sign a one-year contract with the Cubs at a hometown discount.

ファウラーは3月で31歳になり、彼の価値のピークとなった時期にFAになる。それは昨年のオフ、BALからのオファーを断りスプリングトレーニングギリギリの2/25にホームタウン・ディスカウントでカブスと1年800万㌦を結んだ時よりも、ファウラーを残留させるためには多くのお金を払う必要がありそうだ、ということを意味する。

ホームタウン・ディスカウントってなんなんだろう、うまい訳が思い付かなくてそのまま書いてしまった。

 

さてそんな5つの理由とは

  1. リードオフマンとしての能力
  2. 数字のランク
  3. トップクラスの忍耐強さ
  4. 速球への強さ
  5. クアーズの影響はない

 

さて1から

 No leadoff hitter was as adept as Fowler at setting the table last year. His .393 on-base percentage was best among Major League hitters with at least 500 plate appearances atop the lineup, as were his 79 walks. 

今年ファウラーほど「お膳立て」が上手い1番打者はいなかった。ファウラーの出塁率は.393で500打席以上1番に立った選手の中ではベストだ。四球数は79。BB%は14%です。

 

 Fowler's 2016 performance wasn't a fluke, either, as his cumulative 176 walks from the leadoff spot over the last three seasons ranks second in baseball behind the Cardinals' Matt Carpenter, and his .367 cumulative OBP over that time ranks third behind Carpenter and the Astros' Jose Altuve -- some pretty good company to keep.

 ファウラーの2016年のパフォーマンスはまぐれではない。ここ3年のリードオフマンとしての合計四球数176はSTLのマット・カーペンターに次ぐ2番目。そして同じくここ3年の平均出塁率はカーペンターとHOUのホセ・アルトゥーベに次ぐ3番目である。

こんないい選手だったんですね。正直知らなかった……

 

2

 Fowler's .393 OBP ranked sixth in the National League last season, but his .447 slugging percentage also showed he could do more than draw walks and hit singles. Fowler is one of only 18 players to post a season with at least a .390 OBP and a .440 slugging percentage over the last three years. 

 ファウラーの出塁率.393はナ・リーグ6番目だが、長打率.447というのは「四球を選び 単打を打つ」だけではないということを示す。ファウラーはまたここ3年間、出塁率.390と長打率.440を記録した18人の選手の一人である。

トラウトとかカブレラとかでしょうか?強打者!ってわけではないはずですがこれはすごいかも

 

 Fowler's skill set becomes even more exclusive when you factor in the 13 steals he collected in 2016; making him one of eight players to pair those on-base and slugging benchmarks with double-digit stolen bases.

 今年の13盗塁に目を向けると、さらに該当者は狭まる。先の出塁率長打率に加えて二桁盗塁となると8人しかいない。

これこそトラウトとかでしょう。あとはアルトゥーベとか?

 

3

He chased only 28 percent of pitches outside the strike zone in two-strike counts last season, according to Inside Edge, the second-lowest rate of all qualified hitters in baseball.

ファウラーは2ストライクの時外角のストライクの28%を振りにいったが、これはインサイド・エッジによると規定到達した打者の中で2番目である。

これ1番誰なんだろう?と思ってHPに行ったら見方がわからず断念

 

Fowler was particularly persistent against right-handers, seeing an average of 4.48 pitchers per plate appearance against them -- the third-highest rate in MLB. Both of those figures explain why Fowler posted a career-high 14.3 percent walk rate, tying Carpenter for sixth-best in the NL.

さらにファウラーは右投手に対し平均で4.48球を投げさせている。これは3番目

この二つの数字が、ナ・リーグでカーペンターとタイである6番目のBB%14.3を説明している。これはキャリアハイ

 

4

In an era in which pitchers are throwing harder than ever before, Fowler proved to be a master of velocity last year. Fowler's .417 batting average on all fastballs with a velocity of at least 94 mph was best among all Major League qualified hitters, according to Statcast™. 

これまでより投手の能力が向上した時代で、ファウラーは速球に強いということを証明した。あのスタットキャストによると、94マイル以上の速球に対する打率.417というのは規定到達した打者の中で一番いい。

これは意外

 

And his .607 slugging percentage against those pitches ranked sixth among NL batters. Fowler has posted a .300-plus batting averages on balls in play (BABIP) on 94-plus mph fastballs in each of the past two seasons.

そして94マイル以上の速球に対する長打率.607というのはナ・リーグで6番目。

ここ2年間で94マイル以上の速球に対するBABIPは.300ちょっとらしい。ってことは運ではないということでしょうか。

 

最後5

Fowler first made a name for himself playing home games in Coors Field, whose thin mountain air makes it the friendliest park for hitters. Since he was traded to Houston before the 2014 season, however, Fowler's offensive numbers have almost remained the same.

ファウラーはデビュー時はクアーズフィールドを持つCOLでプレーしていた。クアーズというのは空気が薄い高い山にあり、大変打者有利とされている球場。

しかし彼がHOUにトレードされてから、ほとんど数字は変わっていない。

クアーズから「下山」すると成績が落ちるなんて言われています。トゥロウィツキーも少々苦戦していたような?

 

Fowler slashed .271/.367/.427 with an average of eight home runs and 24 doubles per year in his first five full seasons in Colorado from 2009-13. Over the last three seasons between Houston and Chicago, Fowler has slashed .266/.369/.419, and actually seen his power tick up slightly to an average of 13 homers and 25 doubles per season.

2009-13、COLでプレーしていた時の平均スラッシュラインは.271/.367/.427 平均本塁打二塁打はそれぞれ8本塁打と24二塁打

COLからHOUそしてCHCの一員として戦った3年間の平均スラッシュラインは.266/.369./.419 平均本塁打二塁打はそれぞれ13本塁打25二塁打である。むしろ成績向上してるようにも見えますね。

しかしMLBの公式にいじられるクアーズ……NPB公式がハマスタをいじるようなもんでしょうか まあ相当なんでしょうね

 

TORはデクスター・ファウラーに興味を示しているようです。前の記事で「補充指名権利を複数持つと選択肢が広がる」みたいなのがありましたが、ファウラーを取るとドラフト1位指名権利を失います。ただもしもエンカーナシオンとバティスタが他球団と契約したら2つ権利を得ます。これがどう影響するか、TORはどう動くか、楽しみです