ソーンダースはPHIと契約、そしてSDマイヤーズも契約延長
なかなか契約の話が出ないなあと思ってたマイケル・ソーンダース。ここに来て一気に契約合意という話が出てきました。
Sources: Saunders deal with #Phillies one year, $9M with club option. Option worth $11M, can increase to as much as $14M with escalators.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2017年1月16日
ケン・ローゼンタール氏によると、ソーンダースPHIと契約合意して、その内容は1年900万㌦にクラブオプションがついているそうです。またオプションは1100万㌦で、出来高次第で1400万㌦まで行くらしいです。
Saunders guarantee includes $1M buyout if #Phillies do not exercise option. Deal pending a physical. First to say close: @jonmorosi.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2017年1月16日
また、オプションを更新しなかった場合100万㌦のバイアウトが保証されている模様です。
MLB TRADE RUMORSによると、どうやらソーンダースの代理人はここ数週間PHIとの話し合いの場を多く持っていたそうです。ちらっと見たことはあったんですが、ノーマークでした。
PHIは昨年MLBの全チームで得点数最下位。左打者を探していたそうです。
ソーンダースを獲得したことでPHIの外野陣はこうなると予想されてます。
LF:ハウィー・ケンドリック
146試合 打率.255(487-124) 8本塁打 40打点 出塁率.326 長打率.366 OPS.692
CF:オデュベル・ヘレーラ
159試合 打率.286(583-167) 15本塁打 49打点 出塁率.361 長打率.420 OPS.781
RF:マイケル・ソーンダース
140試合 打率.253(490-124) 24本塁打 57打点 出塁率.338 長打率.478 OPS.816
打率が.030くらい下がったケンドリックが復調すれば、若いヘレーラがまた今年成績をあげれば、ソーンダースが一年成績を残せれば……と、たらればが多くなりますがこれら全てが組み合わされば外野陣は中々いいものとなりそうです。
以前の記事でソーンダースはTORに残ることを希望していました。しかしバティスタとTORの再契約の動きが加速したことが決め手になったのでしょうか、ソーンダースとPHIの動きも加速しバティスタより早く合意の報道が出てきました。ソーンダースを今年も見たかったのですが、外野手1人獲りリリーフ補強という方針はスゴくわかるしそうしてほしいので致し方ないのかなと感じます。
ソーンダースのPHIでの活躍を心から祈っています。
また、以前書きましたウィル・マイヤーズとSDの4年8000万㌦級の契約延長の話。それも締結したそうです。
wil myers & padres are in basic agreement on 6-year deal plus 1 option year. believed to be for $83M. @Ken_Rosenthal on it
— Jon Heyman (@JonHeyman) 2017年1月17日
ジョン・ヘイマン氏によると、ウィル・マイヤーズはSDと6年8300万㌦で契約合意したとのことです。そしてオプションもついてるそうです。
これで3年分の年俸調停権と、オプションが行使されれば4年分のFAを買い取ったことになります。
この契約でSDはマイヤーズを中心に再建していく方向と見られます。